過去ログ - 社長「今度、上の階に越してきた高木といいます」
↓
1-
覧
板
20
24
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 17:59:51.24 ID:obhSRlC40
---
そんなことだから、雪歩ちゃんは真ちゃんと一緒に来ることが多かったわけだが。
他にいつも連れ立って来るといえばあの二人もそうだったかな。
以下略
25
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 18:09:07.56 ID:obhSRlC40
千早「ちょっと春香……大丈夫?」
春香「あいたた……だ、大丈夫、ごめんね千早ちゃん」
2つ結んだリボンがトレードマークの春香ちゃんと、青みがかった長い髪が特徴的な千早ちゃんも、二人連れでやってくることが多かった。
以下略
26
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 18:27:17.93 ID:obhSRlC40
春香「よしっ、今日は生姜焼き定食にしよっと♪ 千早ちゃんは何にする?」
どんなに転んでも店ではいつも春香ちゃんは笑顔を見せてくれていた。
店にいる時以外の顔を私は知らないが、きっと普段からそうなのだろうと思うには十分なくらいの眩しい笑顔だった。
以下略
27
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 18:39:56.38 ID:obhSRlC40
---
連れ立って来ることが多かったと言えば彼女たちもそうだった。
やよい「うっうー! こんにちはー!」
以下略
28
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 18:57:14.84 ID:obhSRlC40
やよい「今日は野菜炒め定食にしますっ!」
伊織「今日は、じゃなくて今日も、でしょ? たまには違うのを頼んだら?」
野菜炒め定食はウチのランチタイムの中でも1、2を争うくらい安い定食だ。
以下略
29
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 19:13:35.10 ID:obhSRlC40
やよいちゃんは家族のために、という責任感からだろうか、年よりずっと内面は大人びていたが。
伊織ちゃんはやよいちゃんとは違った意味で大人の女の子……いや、女性だった。
所作の一つ一つが洗練されていて、普段の態度と相まってお嬢様のような印象を持ったものだが、実際に良家のお嬢様と聞いて得心したのは別の話だ。
以下略
30
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 19:28:10.25 ID:obhSRlC40
---
内面は大人では、一見すれば子供にしか見えないやよいちゃんや伊織ちゃんが常連客なのだ。
もう大抵のことでは驚かないつもりでいたのだが、彼女たちの登場にはさすがに参ってしまった。
以下略
31
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 19:35:51.24 ID:obhSRlC40
初めてやって来たその時は、カレーがないことにがっかりしながらも、出された料理を美味しい美味しいとあっという間に平らげてしまった。
年ごろを考えれば育ち盛りと言ってもいい頃なのだろう、年齢相応の食べっぷりに感心したものだった。
亜美「おっちゃん、ごちそうさまっ! これ、お金ね!」
以下略
32
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 19:45:30.92 ID:obhSRlC40
そこに立っていたのは、さっきまでそこで美味しい美味しいとランチを食べていた子だった。
「……どうしたのかな? 忘れ物でも……」
怪訝に思いながらも、私が話しかけたのをその子は遮ってきた。
以下略
33
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 19:59:45.32 ID:obhSRlC40
---
そんなお子様な二人と比較……すると失礼かもしれないが、いろんな意味で大人だったのはあずさちゃんだった。
他の子たちは事務所に入ってからウチの店にやってきたのだが、彼女だけは実は事務所に入る前にウチにやって来た。
以下略
34
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]
2013/10/23(水) 20:09:07.92 ID:obhSRlC40
まぁ、そんな目立たないとはいえない場所に立っているビルに着くのに道に迷った、というのもおかしいとその時は思ったが。
後にあずさちゃんが極度の方向音痴の持ち主であることを知ると、あの日にウチにたどり着けたことが奇跡に思えてくるから不思議だ。
聞けばその日は765プロで採用の面接があった日だそうで、これに間に合っていなければ今のあずさちゃんは無かったかもしれないのだから。
以下略
261Res/188.59 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 社長「今度、上の階に越してきた高木といいます」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1382509844/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice