過去ログ - 許嫁「私、昨日、彼とセックスしました」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/25(金) 08:58:08.52 ID:xjhVtzry0
そうこうしているうちに、気付けばもう高校生になっていた。今年、私は法律上、結婚できる年齢になる。
いい機会だと思った。
私は、彼の気持ちがどこにあるのか、確かめることにした。
ただし、正面から聞いたところで埒が明かないだろうから、強硬手段を取ることにした。
つまり、実際に恋人ができた、という嘘をでっち上げたのである。これで、彼が私をどう思っているのかが判明するだろう。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/25(金) 08:58:38.38 ID:xjhVtzry0
7

襟首ごと拳を握りしめて、呟くようにひとりごちる。
「こんな、嘘までついたのに……どうせ、あなたは私のことなんて……」
「え?」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/25(金) 08:59:08.47 ID:xjhVtzry0
思わず唖然としてしまう。
私の6年間の苦悩は一体なんだったのだろう。
呆然と立ち尽くしていると、彼がおずおずと、声をかけてきた。
「大丈夫? なにかマズいこととか、気に障るようなこと言った?」
その心配そうな顔を見て、一気に感情のボルテージが上がった。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/25(金) 08:59:41.49 ID:xjhVtzry0
「聞いてください。言いたいことがあります」
「……なに?」
「私を好きになってください。私もあなたを好きになります」
「……ごめん、よく聞こえなかったんだけど」
「ならもう一度言います。私を好きになってください。私もあなたを好きになります。私を愛してください。私もあなたを愛します。もう一度言った方がいいですか?」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/25(金) 09:00:14.78 ID:xjhVtzry0
彼のさらりと言った言葉が、頭の中を反響する。
その意味を正しく理解して、沸き起こる衝動のままに、彼をベッドに押し倒した。
「だったら、もっと早く言ってくれれば……!」
「うん。えらく遠回りさせちゃったな。だから、恋人とかが嘘だって知って、実はほっとしてる」
「……もういいです。浮気、しないでくださいね」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/25(金) 09:01:50.52 ID:xjhVtzry0
ごめん嘘ついた、あんまり長くなかった
初SSだから下手なのは大目に見て

しばらくしたらHTML請求します


32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/25(金) 09:06:16.44 ID:SHdf1u4Uo
乙〜


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/25(金) 09:09:57.31 ID:2jnft+hno
乙ー楽しかったよ


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/25(金) 09:28:34.04 ID:pbsRJgzhO
乙面白かった


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/25(金) 09:38:55.00 ID:62+zUcLwo
乙乙
思ったより短いのが残念だけど
良かったよ


36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/10/25(金) 09:41:26.78 ID:XMMTTKxJ0
この前1だけあって放置されたのと同じ人?

ともあれ、いい話だった
男が卑屈すぎてアレだったけど


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