過去ログ - ほむら「あなたにお願いがあるの……さやか」
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1:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:36:29.98 ID:RfVe28w90
改変後ほむら物語、ほむさや風味。原作より今まで読んだ二次の影響が強いです。

大枠としてほむら病室から本編12話を目指して進行します。SSは2本目なので出来は察して下さい。

とりあえず書き溜はそれなりにあるので、上手くペース配分して週一更新くらいで年内完結を目指したいです。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:38:20.44 ID:RfVe28w90
私の中の大事なものがぽろぽろとこぼれ落ちていく。

嫌だっ!

でももう何が大事だったのかも思い出せない。ただなくしてしまった何かへの思いが胸を締め付ける。
以下略



3:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:40:01.13 ID:RfVe28w90

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

先生に紹介されて自己紹介の挨拶をする。うん。鈍臭い私にしては、あがることもなく上手く挨拶出来たと思う。

以下略



4:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:41:28.13 ID:RfVe28w90
*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

保険委員「はい」

事務的な口調で水の入ったコップが机の上に置かれる。すごく気まずい。何であんな事言っちゃったんだろう。
以下略



5:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:42:12.65 ID:RfVe28w90

またパニックになりかかった気持ちを落ち着けてさっきの事を謝る。

保険委員「いいよ。別に気にしてた訳じゃないし。」

以下略



6:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:45:12.05 ID:RfVe28w90

さやか「ほむら、あんたけっこう運動出来るんじゃない?」

私の横を歩く美樹さんが話しかけてくる。

以下略



7:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:46:40.51 ID:RfVe28w90

さやか「ねぇ、ほむら」

声をかけられた方向を振り向くと待ちかまえていた美樹さんの指が私の頬に刺さる。

以下略



8:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:48:14.60 ID:RfVe28w90

さやか「おっ、ちょっとは元気出て来たな?」

ほむら「あっ!」

以下略



9:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:48:58.44 ID:RfVe28w90


さやか「あれ?ほむら」

ほむら「あ、美樹さん」
以下略



10:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:50:53.43 ID:RfVe28w90
その病室は病院の上部階にあった。

知ってる。確かすごくお金持ちしか入れないところだ。


以下略



11:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:52:14.29 ID:RfVe28w90

さやか「そういや、ほむらは病気もう大丈夫なの」

ほむら「はい。ここに入院している時に治ったみたいで。奇跡みたいだって言われました」

以下略



12:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:54:54.06 ID:RfVe28w90

美樹さんがすごく嬉しそうな笑顔で上条さんと話している。なんだか横にいる私まで照れ臭くて落ち着かない気分になってしまう。

恭介「僕がすごく落ち込んでる時、さやかが真剣な目で『奇跡も魔法もあるんだよ。絶対諦めちゃだめだよ』って言ってくれたよね」

以下略



13:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:56:16.07 ID:RfVe28w90

かちゃり。ドアが開けられる音がする。

恭介「あっ、先生」

以下略



14:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:57:51.10 ID:RfVe28w90

二人だけのエレベーターで美樹さんが上条さんの話をしてくれる。

さやか「…あいつ天才なんて言われてるけど、本当はバイオリンが好きで好きで溜まらないバイオリン馬鹿なんだ」

以下略



15:[sage saga]
2013/10/25(金) 23:59:07.60 ID:RfVe28w90

伏せていた目を上げてると同じようにこっちを上目遣いで見ている美樹さんがいた。

さやか「あ、あははっ///」

以下略



16:[sage saga]
2013/10/26(土) 00:02:49.77 ID:OwCAHJw70

さやか「ということで、あいつとあたしはただの幼なじみなんだって」

ファーストフード店で美樹さんが誰が聞いても信じない言い訳を力説する。

以下略



17:[sage saga]
2013/10/26(土) 00:04:20.56 ID:OwCAHJw70

ほむら「だって美樹さんは初めての友達ですから。やっぱり良いことあってほしいです」

美樹さんが私をまじまじと見つめる。

以下略



18:[sage saga]
2013/10/26(土) 00:05:08.28 ID:OwCAHJw70

さやか「いいよ気にしなくて。あんたのそういうところは良いところだからさ。そろそろ帰ろっか」

ほむら「あっ!もうこんな時間」

以下略



19:[sage saga]
2013/10/26(土) 00:06:49.78 ID:OwCAHJw70

ちょっと休憩。10行くらいの方が読みやすいかな?


20:[sage saga]
2013/10/26(土) 00:13:39.54 ID:OwCAHJw70


その道は、確かにショッピングモールの工事のせいで人通りが少なくなってはいたのだと思う。

でも後から考えれば、その時の人通りの少なさは別の原因によるものだったのだろう。
以下略



21:[sage saga]
2013/10/26(土) 00:14:43.46 ID:OwCAHJw70

ほむら「美樹さん…あれ何でしょう?」

さやか「何かあるの?よくわからないけどなぁ?」

以下略



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