過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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159: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/12/10(火) 02:19:24.37 ID:bZBTqQiJ0


――充電場所改め部室


京太郎「失礼します」

灼「……あ」ガタッ

京太郎「一体、どうしたんですか、灼さん」

京太郎「ああストーブも点けないで……寒いでしょう?」

灼「――」

京太郎「あの、もしかして、だと思うんですけど」

灼「……」


京太郎「『充電』のおかげで、身体はリラックスするも」

京太郎「その反動で、なかなか勉強には身が入らず」

京太郎「そうこうしているうちに、試験前になった、なーんて……」

灼「……」プイッ

京太郎「――灼さん」

京太郎「今日から、『充電』は禁止n」

灼「えいっ」ポスッ

京太郎「……ええっ」


灼「いい? 京太郎くん」

灼「きみに、『充電』以外で、新たなミッションを言い渡すよ?」

京太郎「偉そうに言ってるけど、やってることは子ども……」

灼「何か言った?」ジトッ

京太郎「いいえ。ところで、少し重くなりました?」

灼「じょ、女子にそういうこと聞かない!」アセアセ

京太郎「ご、ごめんなさい……」

京太郎「今回のことで、少し灼さんが、その、子どもに見えてしまって――」

灼「……う」ジワッ

京太郎(あ、ちょっと目が潤んでる。コレ以上はやめとくか)


京太郎「――それで、何がダメなんですか?」

灼「これでも私、それなりに得意科目は多いんだから」

京太郎「例えば?」

灼「……」

灼「体育とか」ボソボソ

京太郎「ああ、ボウリングやってますもんね。ほかは?」

灼「……」

灼「国g……現代文、とか」

京太郎「何で言い換えたんですか」

京太郎「もしかして、日本語の文章は読めるよ、とかいうアピールじゃあ……」


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