過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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223: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/12/18(水) 03:19:15.03 ID:IyNgW1kk0
灼「……京太郎くん」ジッ

京太郎「な、なんですか?」

灼「……」

灼「なんでも、ない」

京太郎「そ、そうです、か」


京太郎(何故か俺の頭は、灼さんの膝の上にある、という状況だ)

京太郎(いわゆる、『膝枕』ってモノ)

京太郎(それを、灼さんがしてくれている――)


京太郎「……それにしても」

灼「……」ピクッ

京太郎「どうしたんですか?」

灼「――どういうこと?」

京太郎「いや、だって」

京太郎「普段なら、『充電』してる所じゃないですか)

京太郎(それが――どうして)

灼「……」

灼「今日、荷物運びを頑張ってくれた」

京太郎「……ありがとうございます」

灼「だから」

灼「今日は、私が『お返し』をしようと」モジモジ

京太郎「……『膝枕』を?」

灼「そ、そう言われるのは恥ずかしいから……」カァァ

京太郎(『充電』はいいのか……)


灼「……」

灼「あの」

京太郎「はい?」

灼「……今日、ハルちゃんのこと、どう思った?」

京太郎「……俺は先生のこと、好きですよ?」

灼「そ、そういう話じゃなくて!」ブンブン

京太郎「ごめんなさい、ちょっと言ってみたくなっただけで」

灼「か、からかわないっ!」カァァ

京太郎「……」

京太郎「先生は、『充電』とかに気づいてる節もありますよね」

灼「……」

京太郎「もしかして」

京太郎「今日こうしてひざまく――俺の『充電』をしてくれてるのは、先生とのことがあったからですか?」

灼「……」

灼「まぁ、ね……」

京太郎「……」


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