過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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315: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2014/01/04(土) 00:43:42.18 ID:RS3OdUjS0
和「……」

京太郎「……」

京太郎「いや、『ガキ使』でも」

和「――いっそのこと、観ないということで」ハァ

京太郎「ん、そうだな」

和「はい」コクリ

二人「……」


京太郎(――マズい、会話が途切れた)

京太郎(よくよく考えてみたら……かなり恥ずかしいこと言ってなかったか、俺?)

京太郎(と、とはいえ、この家には母さんとかもいるし……大丈夫、だろ)

京太郎(――なにが?)カァァ


和(京太郎くんの様子がヘンですね……)

和(ミカンの皮を剥こうとする手が震えてるような――)

和(自業自得です。私をからかったバチが当たったんですね)

和(……)

和(――何を考えているのでしょうか、私ったら)カァァ


京太郎母「あ、二人とも」ガチャッ

二人「!?」バッ

京太郎母「どうしたの? 熱でも出しちゃった?」

京太郎「そ、そんなこと!」ブンブン

和「だ、大丈夫です!」ブンブン

京太郎母「あら、そう……」


京太郎母「あ、京太郎」

京太郎「な、なに?」

京太郎母「今から私とお父さんは、町内会の会合に出てくるから」

京太郎「……え?」

京太郎母「うーん、きっと町長さんが酔払っちゃうだろうし」

京太郎母「二人とも、朝まで帰って来られないかもしれないから……よろしくね」

京太郎「ちょ、ちょっと、母さん!?」

和「お、お母さま!?」

京太郎母「――それじゃ、二人とも」

京太郎母「気をつけてね〜」ガチャッ


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