過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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878: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2015/08/29(土) 05:17:58.29 ID:iE6jcszC0
京太郎「だから」

京太郎「そうやって、相手に期待させる以上、憧はしっかりとやるべきだと思う」

京太郎「……んだけど、憧は?」

憧「――はぁ」

憧「しょ、しょうがないわね」

憧「何だかんだで応援係やることになったし、あんたのブレザー使わせてもらうわ」

京太郎「……汚してもいいからな?」

憧「し、しないわよっ」アセアセ



京太郎「汚すこととか気にして」

京太郎「精一杯できないことの方が嫌だしな」

憧「……あのね、京太郎?」

京太郎「ん?」

憧「いちいち、そういうこと言って恥ずかしくないの?」

京太郎「――実は、少し恥ずかしい」

憧「……見栄っ張りは、あんたじゃない?」

京太郎「まぁ、憧ほどじゃないにしても、そうなのかもな」

憧「ちょっと!」カァァ


玄「――いやー」

玄「やっぱり、あの二人は仲良しだねぇ」

和「……はい。本当に仲良しです」

穏乃「……うん」

玄「おや、穏乃ちゃん?」

穏乃「く、玄さん?」

玄「何だか……フクザツ、とか?」ギュッ

穏乃「べ、別に、そんなこと――ひゃっ!?」ビクッ

玄「うーん……おもちは嘘付かないからね」クスッ

穏乃「い、いきなり揉まないでほしいです……」カァァ

玄「ごめんごめん」

玄「でも、穏乃ちゃんが感じてることはわかった気がするよ」


玄「……大丈夫だよ、穏乃ちゃん」

穏乃「え?」

玄「たしかに、あの二人は仲良しだけど」

玄「穏乃ちゃんだって、それに全然負けてないんだから」

穏乃「玄さん……」

玄「……一緒に山登りしたんでしょ?」

穏乃「!?」

玄「二人きりで」

穏乃「そ、それは……そうですけど」

玄「ね?」


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