22:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/03(日) 00:04:40.68 ID:N4DOXtEy0
その単語を耳にした途端に地震の様な揺れが少女達を襲う、
それはあの黒髪の少女も同じのようで、体勢を立て直すために近くのビルにしがみ付いている。
「本当にこんなイレギュラーは初めてだよ……」
再三溜息を吐くぬいぐるみは罰が悪かったように悪びれてその場を後にしようとする。
入れ替わりに、擦れ違って登場した誰かが口笛を鳴らす。
それと同時に大きな咆哮が轟く。
「なるほど、大体わかった」
上を見上げると赤く大きな龍が、それでいて機械仕掛けともみえるその姿が少女の目に映っている。
「なに……これ……」
その赤い龍に続く様に黒い龍や大きな屋敷を亀の甲羅にしたような竜、空中を奔る電車、
大きな蝙蝠の様なモノまでいる。
爆発音やそれに続き大きなバイクやそれに近いエンジン音が耳に這入って来る。
耐えきれなくなり恐る恐るといった風に下を見下げてみると、
幾つものバイクやそれに乗った多くの者が、あの『ワルプルギスの夜』に向かって奔って行く。
――どうして、最初にそう思った。勝てるかどうかも分からない、
そんな戦い、そんな戦争に、立ち向かっていく彼らの事が分からない、と。
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