29:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/03(日) 00:23:12.85 ID:N4DOXtEy0
黒板に名前も書かずにそのまま颯爽と教室から出て行った門矢士を、
早乙女和子は一瞬遅れて追いかけて行く。
「……暁美ほむらよ…………」
教室は一瞬だけ凍りつきその後直ぐにざわつきを取り戻した。
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―――
―
一時限目が終わり束の間の休み時間が過ぎて行く。
鹿目まどかは美樹さやかと談笑していた。
「あはは、災難だったね」
「ありゃーあたしでも同情するよ……」
苦笑いなのか照れ笑いなのかを混ぜたような表情を浮かべる。
――と、話題の中心だった暁美ほむらが鹿目まどかの近くに寄ってくる。
「鹿目さん、保健室に行きたいのだけれど」
「あなた、保険委員でしょう?」
長髪の黒髪を靡かせ、少女、暁美ほむらはそう言った。
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