過去ログ - 門矢士「魔法少女の世界か……」
1- 20
93:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:18:08.79 ID:c0cPKrGI0

「二人とも、魔法少女の練習、みたいなのしてみない?」

放課後、巴マミの自室に二人は居た。

高層マンションの一室、巴マミはここで一人暮らしを行っている。

――それにしては、広い。

広すぎる、一戸家族が住めるほどの部屋の数、

一人暮らしにしては、どうにも不自然で、不可解だった。

しかし鹿目まどか達はそれには気付かずに。

目の前に置かれている、ティーカップに淹れられた紅茶を半分ほど飲み切っていた。

飲み切っていた所で、巴マミは二人にそう呼びかけた。

「仮、魔法少女、ってことで、私の活動を見てから決めても遅くはないと思うわ」

「それでも大丈夫でしょう?キュゥべえ?」

白いインキュベーターは左耳を大きく動かした後で猫が飛び移るように、

大きく跳躍して自身の身長よりも高い位置にある、テーブルの上へと乗り移った、後。

「ボクとしてはどちらでもいいけどね、勿論早く契約してくれることに越した事はないんだけれどね」

「それでキミ達が僕と契約する気になるのなら、喜んでそれに賛成しよう」

無機質に笑うインキュベーターは、本当にただのぬいぐるみのようで、

しかし何処か、怪しさを感じさせる。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
117Res/72.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice