過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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127: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/11/12(火) 22:56:07.52 ID:bEyDJvPm0

腹ごしらえを終えて。
二人は、ジェットコースター乗り場へとやって来た。
夕方ということもあり、家族連れの多くは帰り道を辿っている。
疲れを明日まで残したくない人々も帰宅していく。
故に、乗り場に並ぶ人は昼間に比べてだいぶ減った。

「空を飛ぶような爽快感…ね…」
「空など、その気になればいつでも飛べるから何とも言えんな」
「ま、撃ち落とされるのもセオリーだから、飛べないのと変わらないだろ」

現代魔術師にとって飛行するのは簡単だが、同時に撃ち落とすことも容易なこと。
故に、今の魔術師は本人が直接飛行することはまずありえない。
やるならば人間の形を崩したりする猛者が相応だろう。

そうこうしている間に、乗り込む。
今回は優先パスは使用しなかった。
そんなに並んでいなかったし、使う必要を感じなかったからだ。

「それではベルトを確認させていただきまーす」

係員が周囲を歩いては安全ベルトに触れ、安全性を確認する。
やがて確認と調整が終了したのか、見送りの挨拶と共にコースターが動き出した。


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