過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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475: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/20(月) 22:47:54.49 ID:qV96IREh0

『船の墓場』は、思った以上にごみごみとしていた。
多くの、船の残骸が積み上がっている。
小舟から大型客船、無人船や元々は有人船であっただろうものもある。

「そこで何をしている」
「見てわからないのか?」

雷神トールの姿を保ち続けたオッレルスは。
モックルカールヴィの心臓を握りつぶしながら振り返った。
ごぞぞぞん…、という山の崩れるような音がする。

「出来損ないが。私の前に二度も現れるとはな」
「気づかなかったようだが」
「無限の可能性の傾きだろう」
「ああ、そうだな」

オッレルスは、オティヌスの目を見る。
ただそれだけで、遠くで、閃光が炸裂した。
あちらの方には確か、マリアンと投擲の槌が居たはず、だが。





つまり、製作中の主神の槍は―――――。


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