過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/02/09(日) 21:13:54.14 ID:Fh6Ym+dV0
ドアが閉まり、病室を静寂が支配する。
ベッドに腰掛け、のろのろと自分の右腕を見る。
ハンドクリーム辺りで手入れでもされていたのか、綺麗だ。
肩の継ぎ目は少々醜いが、他人に肌を見せる性格でもないし、困らない。
以下略
577
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/02/09(日) 21:14:21.04 ID:Fh6Ym+dV0
「よう、元気?」
「……生きてたのかよ、お前」
「酷ぇの。意外と科学サイドにも気が合うヤツってのは居るモンで」
「へー」
以下略
578
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/02/09(日) 21:15:12.62 ID:Fh6Ym+dV0
外傷はほとんど癒えた。
右腕で細かい所作をするためにはリハビリが必要。
内臓のダメージは治療が必要なほどではない。
ある程度静養して、問題が見当たらなければ退院可能。
以下略
579
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/02/09(日) 21:15:50.07 ID:Fh6Ym+dV0
それは、子沢山の家庭を求める夫に対し、生殖能力を喪った妻の失望に似ていた。
かつて望んだものだが、今そうなっても嬉しくない。
「………」
以下略
580
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/02/09(日) 21:16:28.52 ID:Fh6Ym+dV0
コンコン。
ノックの音だった。
思わず返事出来ないでいるも、入ってこない。
以下略
581
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/02/09(日) 21:16:58.68 ID:Fh6Ym+dV0
内側から毛布を握る指が青白む程、力が入る。
トールは彼女の寝たフリを見破っているのかいないのか、静かに言葉を紡いだ。
「長かったな」
以下略
582
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/02/09(日) 21:17:30.47 ID:Fh6Ym+dV0
以下略
583
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/02/09(日) 21:17:57.81 ID:Fh6Ym+dV0
今回はここまで。
次回退院していちゃいちゃほのぼのします。
584
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/02/09(日) 21:22:19.05 ID:d0HerEVQ0
乙です
えんだあああああああああああああ!!
585
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/02/09(日) 21:22:53.93 ID:nXYkxQHSO
乙。えんだぁあ。よかったね!
あんだけ誰よりも死んだ感出しといてウーさん生きてたんかよwwww
以下略
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