過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/04/02(水) 22:34:06.41 ID:evUITb5r0
ストロベリークォーツは天然石であり、恋愛に関する石である。
他人の欠点に対して寛大になる、なんて効果もあるらしい。
「ようこそ」
「オーダーしたいんだが」
「はい、ありがとうございます。ではこちらの…」
ウートガルザロキと別れてから、すぐ宝石店へ戻る。
内容さえ決まってしまえば、頼むことは辛くない。
そして、大して時間もかからない。
「ありがとうございました」
出来上がり次第連絡する、とのことで。
トールは店を後にし、ゆっくりと街を歩く。
のんびりとした雰囲気は退屈だが、悪くない。
「…喜ぶと良いけどな」
今まで、自分が何かをあげてフィアンマが喜ばなかったことはない。
泣く程嬉しがったこともあるし、はにかんだこともある。
ぎゅう、と抱きしめて嬉しそうにしていたことも。
それに、今回はシギンに『助言』してもらったのだ、なおのこと、きっと喜んでくれるはずだ。
「これから帰るけど、何か欲しいものあるか?」
通信を仕掛け、独り言のようにトールが問いかける。
対して、フィアンマはというと。
『耳栓が欲しい』
……隣部屋の喘ぎ声がうっすら聞こえて辛いので、とのことである。
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