過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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883: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/17(木) 23:30:46.71 ID:PWy7IAd60

フィアンマが帰ってこない。

既に落ち着きを取り戻したトールは、眉を寄せて時計を見つめていた。
何の連絡もないし、彼女は戻ってこない。
何かあったのではないか、という心配が先に立った。

「聞こえてるか?」
『おー、トールか。何か用?』
「フィアンマに会ってないか?」
『ん、会った会った。ちょっとお茶出して、シギンの助言受けて帰ったけど』
「……あ? 帰った?」
『帰った。何、まだ到着してない?』

ウートガルザロキに連絡して、この返事。
とはいえ、襲われたのなら連絡がくるはずだ。
彼女が危険を感じた時点で、少なくとも通信が来る。
彼女が望まずとも、そうなるように設定してある。
怒ったばかりに霊装を壊していない限りは、必ず。
そして、彼女の性格から考えてそんなことはしていないはず。

「ん、それならいい。じゃあな」
『? おう』

通信を終える。
まだ、一人で居たいのかもしれない。
後二時間経過したら連絡をいれよう、とトールは思う。


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