過去ログ - 替えの利く替えの利かない話
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:46:20.12 ID:3/OSs1/3o

まさに僕は今これと同じような状況なのではなかろうか。
別に全部の部品を、臓器を置き換えるわけではない。
何も問題のない臓器はそのまま続けて使えるわけだし、
僕という存在自体は何も揺るがないはずだ。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:46:50.65 ID:3/OSs1/3o



僕はもっと生きたい。
僕は僕でありたい。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:47:40.08 ID:3/OSs1/3o


次の日も契約書と向き合うが、そこから先に進まない。
サインするだけだと理解はしているが行動には移らない。
とりあえずは会社に事情を説明し、長期の休暇を取る。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:48:11.45 ID:3/OSs1/3o


上司の優しさに感謝しつつ、実家に電話をかける。
事情を簡単に説明するとお袋が

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:48:54.50 ID:3/OSs1/3o


荷物をまとめ、駅へ行き新幹線のチケットを買う。
どうせだしゆったりしたかったので指定席だ。
2時間ほど揺られ今度は鈍行に乗り換える。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:49:43.46 ID:3/OSs1/3o


そのまま車に揺られ、実家についたのが昼過ぎ。
お袋は昼飯を用意して待っていてくれた。
初夏らしく涼しげなそうめんだ。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:50:24.34 ID:3/OSs1/3o


散歩を終えて戻るといい頃合で、両親は晩飯を作って待ってくれていた。
並んでいる料理はどれも僕の好物ばかりだった。
久々に腹いっぱいに好物ばかりを食べて満足していると、
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:51:05.78 ID:3/OSs1/3o



「……仕事はどうだ」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:51:39.42 ID:3/OSs1/3o


沈黙が場を支配する。
しかし、それは嫌な沈黙ではなかった。
心地よく、そのまま身を委ねてしまうと眠ってしまいそうな。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:52:12.88 ID:3/OSs1/3o


「『交換』……するのか?」

「……なんだよそれ。そんなの当たり前だろう?」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/30(水) 20:53:01.81 ID:3/OSs1/3o



「お前は俺に似てるからな。『交換』するの嫌なんだろ?」

以下略



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