過去ログ - 【安価SS】男「タイトルホルダー?」【異能力バトル】
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840: ◆/4zOUBCFw.[saga]
2014/01/21(火) 00:02:15.01 ID:qOUIvasg0
一瞬場が静まり返った。

誰が下りるのか、という問題が脳内に走ったからであろう。

ここで降りたら次のエレベーターが来るまでに殺される、それは今連月が遠目にも押されている事にも明らかだ。

誰が犠牲になるのか、と言い換えてもいいかもしれない。俺は入り口近くで留まっていたら出ていくように言われそうで、奥に滑り込んだ。

のっぽ「なあ、お前が下りろよ」一番最初に口を開いたのは隣にいたのっぽのタイトルホルダーだった。

のっぽは見るからに肥満体質の男の肩に手をかけていた。汗を拭く紫のハンカチが毒々しい。

紫ハンカチ「なんでだよ」

のっぽ「お前周りから臭い臭い言われてるの解ってねぇのかよ。降りろ今すぐ」

紫ハンカチ「な!そ、それなら彼女こそ降りるべきじゃないか」見るからにそばかすだらけの女性を指さす

そばかす「なんで?あなた外見で選んでるんじゃないの?!」

紫ハンカチ「そうじゃないけどお前はいつもいつも陰口ばっかりじゃないか!みんな気を悪くしてるぞクソブ…女!」

そばかす「今の聞きました?皆さん!女性差別ですよ!彼こそ降りるべきでしょう!」

サングラス「まあまあ、ひとまず落ち着いて」

女子高生風女「とかいいつつ自分だけ言い逃れしようとしてるんでしょ」

本部長「ケンカしないでみんな」

そばかす「そうよ、あなたが組織の長なんだから降りればいいじゃない」

本部長「なっ…!」

既にエレベーター内が険悪なムードで満たされ、悪口暴言が飛び交っていた。

P「ねえ正樹」

正樹「落ち着けってみんな」俺はなんとか場がおさまる様に言ってる最中だった「なんだよこんな忙しいと」

袖を引っ張る人間がいる。見るとアリサが袖をクイクイ引っ張っていた。


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