過去ログ - 暁美ほむらと美国織莉子のラスボスみたいに言って委員会
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166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 17:51:05.67 ID:gmWRjFk6o
ほむら「それは、他人から見てでしょう? 自分たちから見ればどうでも良くないわ」

薫子「お笑い草ぁー」

ほむら「む?」
以下略



167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 17:52:20.06 ID:gmWRjFk6o
ほむら「自分はって、暁美ほむらってことでしょう?」

薫子「名前なんて記号、はい次」

織莉子「美国織莉子として生きた一個体ということでは?」
以下略



168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 17:53:49.66 ID:gmWRjFk6o
薫子「あんた達さぁ、ループものの登場人物やってるんだから考えたことないの?」

ほむら「なにが?」

薫子「果たして、自らの過去の記憶というものが自分自身ものなのか」
以下略



169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 17:55:27.82 ID:gmWRjFk6o
織莉子「つまり、数秒前の私が呉キリカだったものからの転生であるという可能性があるということですね?」

薫子「そーいうこと! バケツやるじゃん!」

織莉子「バケツというのはともかく、薫子様は自分自身を疑ってます?」
以下略



170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 17:57:12.68 ID:gmWRjFk6o
薫子「過去の自分というものが、今の自分とは全く関係のないシロモノかなって思ってるよ、まあ、自分なんてあるかどうか分かんないけどね!」

織莉子「まあ、確かに、仮りそめの私というものならば、過去の記憶は現世に全く影響をおよぼすことはない」

ほむら「いい加減にしてよ!」
以下略



171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 17:58:26.12 ID:gmWRjFk6o
ほむら「違うわ、私は未来を求めた」

薫子「未来を否定することは未来を探すのと一緒ってこと?」

ほむら「ええ」
以下略



172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:00:00.41 ID:gmWRjFk6o
薫子「過去の暁美ほむらがもしも暁美ほむらではなかったら、未来の暁美ほむらは果たして暁美ほむらになり得るのか」

ほむら「……」

薫子「あなたは、愛情から悪魔と呼ぶにふさわしい姿となり、今はこうして戯れに乗っている」
以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:01:16.99 ID:gmWRjFk6o
薫子「そして今後の暁美ほむらは、今のあなたが求める暁美ほむら足りうるのかしら?」

ほむら「それでも、人は望んだ未来を望むために活動をするわ」

薫子「ばっかねー」
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174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:03:08.04 ID:gmWRjFk6o
織莉子「確かに、輪廻転生という世界観が正しいというのなら、人には未来なんてない」

薫子「バケツは要領がいいねえ、バケツだけに」

織莉子「ただくり返し個という人格を繰り返して、その果てに何があるのか?」
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175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:05:00.94 ID:gmWRjFk6o
薫子「そーいうこと! 人は仏や神になりえない、繰り返しあるのが過去の自分なら」

ほむら「未来を求める必要はない」

薫子「そうそう!」
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176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:07:06.41 ID:gmWRjFk6o
ほむら「人のなす事に意味は無いと?」

薫子「だってあなたが証明してしまったじゃない、数多ある並行世界を」

ほむら「……」
以下略



177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:08:31.91 ID:gmWRjFk6o
薫子「その暁美ほむらの身勝手さは、果たして許されたりうるのかしら」

ほむら「ええ」

薫子「へぇー、その根拠は?」
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178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:10:36.32 ID:gmWRjFk6o
薫子「あなたは薄々気がついているのよ、今の暁美ほむらがいけないって」

織莉子「……」

ほむら「そんなことないわ、私はまどかを手に入れるためならなんでもする、それが暁美ほむらが暁美ほむらであることの証明」
以下略



179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:12:09.00 ID:gmWRjFk6o
ほむら「人間は……」

薫子「ん?」

ほむら「邪でない人間なんていないわ、だからそんな自分も許容する」
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180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:14:05.00 ID:gmWRjFk6o
織莉子「それではもう、私は必要ありませんね」

薫子「ふふん、じゃああなたは、あくまであるあなたの世界に戻りなさいな、許容、できてるんでしょう?」

ほむら「……」
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181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:16:05.75 ID:gmWRjFk6o
ほむら「あなたは……誰になるの?」

薫子「さあ、鈴木純って名前で国民的アニメに出るかもしれないわね」

ほむら「織莉子は」
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182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:16:55.24 ID:gmWRjFk6o
ほむら「さようならふたりとも、そして、ありがとう」


183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:18:02.48 ID:gmWRjFk6o
ほむら「……」

さやか「あんた、まだまどかを明け渡すつもりはないの?」

ほむら「まどかは貴女のものではないわ」
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184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:20:45.54 ID:gmWRjFk6o
ほむら「だって。この世界を作ったのが私ならば、この世界のどの人間も私のものってことじゃない?」

さやか「そんなことが許されると思ってるの?」

ほむら「過去までの自分なら、そうは思わなかったかもしれないわね、でも、今はそうじゃない」
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185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:22:37.45 ID:gmWRjFk6o
さやか「未来を否定するなんて、あんたバカじゃないの?」

ほむら「あら、貴女未来なんてものを信じているの?」

さやか「……?」
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186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 18:25:11.92 ID:gmWRjFk6o
さやか「なるほど、それで頭の容量が……増えるか!」

ほむら「ふふ、そうよ、それでいいのよ」

さやか「あんたに認められるの、気持ち悪い」
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