過去ログ - 凛「庭上のサンドリヨン」
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159: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:37:42.90 ID:199Q0AEFo
井上が片方の眉だけ上げて、嘆息する。

「ただ、これは何らかの『きっかけ』にはなるかも知れんが、投身の理由付けにはならんな。千川女史の云っていた、後者について考えてみよう」

「その話を聞いた時点で少し気になっていたんですが……摂食を抑制するのは、間脳の視床下部腹内側核です」
以下略



160: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:40:14.56 ID:199Q0AEFo
全員の頭の中に、或る事態が想像されていたが、内容が内容なので、口を開き難い。

「――……膣内部を検査してみてください」

暫く静かに考えていたちひろが、そう要請すると、加藤が、屍体の右腕の傍から下半身へと移動した。
以下略



161: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:41:08.30 ID:199Q0AEFo
「ビンゴですね。渋谷凛のDeNAとは一致しない体液が三種、検出されました」

加藤がちひろを見て云い、井上は顎に手を当てる。

「……強姦―レイプ―、だな」
以下略



162: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:42:30.19 ID:199Q0AEFo
「――あらあら。うちの大事な道具を随分と可愛がってくれた人がいるようですね」

ちひろが、相変わらずの笑みを浮かべたまま云った。

「――凛ちゃんは真面目ですねえ。犯されたからと云ったって、“器―アイドル―”としての機能は別に問題ないのに」
以下略



163: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:43:54.48 ID:199Q0AEFo





以下略



164: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:44:57.08 ID:199Q0AEFo

――君、アイドルになる気はないか?

――ふーん……ンタが私のプロ……ーサー?

以下略



165: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:45:44.64 ID:199Q0AEFo

 PiPiPiPi……

ぱちり。

以下略



166: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:46:18.04 ID:199Q0AEFo

今日も仕事。

今日もアイドル活動。

以下略



167: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:48:52.47 ID:199Q0AEFo

・・・

シャワーを浴び、寝汗を流して、バスタオルで身体を拭いながら部屋へ戻る。

以下略



168: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:50:11.74 ID:199Q0AEFo
――な、なにこれっ!

たまらず、台所へ走って水をがぶ飲みする。

たっぷり数十秒ほど咳き込み続け、それが落ち着く頃には、目に泪が浮かんでいた。
以下略



169: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:51:34.48 ID:199Q0AEFo


・・・・・・


以下略



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