165: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:45:44.64 ID:199Q0AEFo
PiPiPiPi……
ぱちり。
166: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:46:18.04 ID:199Q0AEFo
今日も仕事。
今日もアイドル活動。
167: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:48:52.47 ID:199Q0AEFo
・・・
シャワーを浴び、寝汗を流して、バスタオルで身体を拭いながら部屋へ戻る。
168: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:50:11.74 ID:199Q0AEFo
――な、なにこれっ!
たまらず、台所へ走って水をがぶ飲みする。
たっぷり数十秒ほど咳き込み続け、それが落ち着く頃には、目に泪が浮かんでいた。
169: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:51:34.48 ID:199Q0AEFo
・・・・・・
170: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:52:43.36 ID:199Q0AEFo
何故か普段つけているはずのネクタイがなかったので、今の凛の胸元は少しだけいつもより開いている。
そこへ、扉を開けて、アイドル仲間かつ、最も仲の良い関係にある者の一人、北条加蓮も出社してきた。
「おっはよー」
171: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:55:23.08 ID:199Q0AEFo
「え? ううん、何もしてないよ? どうしたの加蓮、そんなこと訊くなんて」
不思議そうに答える凛に、加蓮もまた不思議そうな顔をして言葉を返す。
「えー? おかしいな……気のせいかなぁ? あ、そうだ、こないだ凛と行ったバーのマスターがさ――」
172: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:56:19.31 ID:199Q0AEFo
ちひろが困った顔をして二人を誡める。
「――さ、凛ちゃん、ちょっと時間が押してるから……。加蓮ちゃんも、あまりゆっくりしてられないわよ」
「あ、ごめんなさい。すぐダイブするね」
173: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:57:09.57 ID:199Q0AEFo
数瞬でデータリンクを終え、メニューが表示される。
{ お仕事 } [ LIVEバトル ]
[ レッスン ] [ 特訓 ] [ ガチャ ]
174: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 22:58:25.61 ID:199Q0AEFo
凛に関する刊行物を購入したユーザーのために、サインを書いていく。
紙などの実体はないが、ユーザーの購入した電子コンテンツに、一意の直筆署名を書き、紐付けして埋め込んで行く。
『○○さんいつもありがとう! Rin Shibuya』
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