295: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/04(月) 01:05:14.99 ID:cp6WeGbSo
ちひろは、たっぷり十秒ほど瞼をぱちぱちと屡叩かせ、凛の言葉の意味を計りかねている。
「――……一体どうしたの、何か悪い夢でも見たの?」
そう云って、小首を傾げた。
「――そもそも、毎日マンションへ帰っていることが、凛ちゃん本人の証明じゃないの。セキュリティは一番確実なDNA認証なんだから」
ちひろの表情は、凛の体調がどこかおかしいのかと、心配そうだ。
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