過去ログ - 八幡「修学旅行から帰ってきたら……」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 10:54:19.78 ID:9rH66bN8o
途中まで書いてずっと手元で温めたままになっていたものがあったので書き上げてみました。
俺ガイル7巻終了直後からの話です。
秋の修学旅行シーズンなのでちょうどいいかなと。
中身は保障できません。



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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 10:55:59.88 ID:9rH66bN8o


 ── 修学旅行最終日

 いよいよ修学旅行の旅程も京都駅から東京駅までの移動を残すばかりとなった。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 10:57:28.33 ID:9rH66bN8o
 今日は対面席にはせずにそのままのシートの向きで座った。
 由比ヶ浜から「一緒に座ろう」と声がかかならなかったからだ。


 そっと一人にしていて欲しい俺にはその方が好都合だった。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 10:58:40.13 ID:9rH66bN8o


 次の停車駅の名古屋に着いたところで俺は目を覚ました。
 どうやらぐっすり眠っていたようだ。
 見覚えのある京都駅のホームとは違う景色が広がっていた。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 11:00:32.75 ID:9rH66bN8o


 デッキに出ると乗降口まで行った。
 進行方向側の壁にもたれかかると、窓外の景色をただぼんやりと眺めた。
 遠くの景色はゆっくり流れていくのに反比例して、近くの景色は濁流に飲み込まれるが如く影形も
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 11:02:25.96 ID:9rH66bN8o


 架線柱とコンクリート壁一辺倒だった景色が突然不規則に変化した。
 不意打ちを食らったような形で俺はハッと我に返った。
 どうやら三島駅を通過するところだった。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 11:03:46.67 ID:9rH66bN8o

 俺の前後車両は総武高の生徒で占められ、貸し切り状態となっていた。
 一般人がそこを行き来するわけでもないので、デッキは静寂そのものだ。
 ひょっとしたら俺がボーッとしている間にトイレとの往復で誰かやってきていたのかもしれない。

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 11:05:27.67 ID:9rH66bN8o


 そんな時、ガチャとトイレの施錠が解かれる音がした。
 総武高の生徒が用を足しに来ていたようだ。
そんなことに気付かないほど俺は放心状態でいたようだった。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 11:08:19.90 ID:9rH66bN8o


「いったいこんなところで何をしているのかしら?」

 その声の主は雪ノ下雪乃だった。
以下略



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