過去ログ - 八幡「修学旅行から帰ってきたら……」
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◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 22:50:09.96 ID:9rH66bN8o
「ところで、比企谷くん。キミからは雪乃ちゃんに伝えることはないの?」
そう言って、この、このと肘でつついてきた。
以下略
84
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 22:54:09.62 ID:9rH66bN8o
肝心なことを告げないまま徒に時が過ぎていた。
羽田とは違う音階のチャイムのあと、雪ノ下の搭乗便のアナウンスが流れた。
以下略
85
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 22:55:59.05 ID:9rH66bN8o
「じゃあ、今度は比企谷くんが伝える番じゃないの? まさか、妹ちゃんとガハマちゃんの伝言を
わざわざ伝えに来たってだけって訳ではないんでしょ。このまま雪乃ちゃんを行かせてしまうだ
なんて、お姉ちゃん、比企谷くんのこと見損なってしまうなぁ」
以下略
86
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 22:57:39.33 ID:9rH66bN8o
それに雪ノ下さんも俺の心中をおもんばかって最後の一押しをしてくれている。
ただ黙っている俺を前に雪ノ下は俯いたままだ。
雪ノ下がどんな言葉を望んでいるのか俺にはわからなかったが、俺にもちゃんと伝えなければならないこと
以下略
87
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 22:59:46.98 ID:9rH66bN8o
再びチャイムとともに搭乗手続きを促すアナウンスが流れた。
もうこれ以上引き延ばすことはできない。
以下略
88
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 23:00:55.22 ID:9rH66bN8o
バチンッ!
頬に強烈な痛みが走った。
以下略
89
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 23:02:44.28 ID:9rH66bN8o
バッドエンド、ゲームオーバー、ジ・エンド……。
この場合は何て表現したらよいのだろうか?
以下略
90
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 23:03:51.04 ID:9rH66bN8o
互いの距離があと1メートルというところで俺と雪ノ下は立ち止った。
息を切らしながら雪ノ下が口を開いた。
以下略
91
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 23:06:25.13 ID:9rH66bN8o
「私もさっきあなたの姿を見て気が付いたのだけれど、私は比企谷八幡、あなたのことが好きよ。
過去形でも現在形でもなく現在進行形よ」
以下略
92
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 23:11:15.08 ID:9rH66bN8o
「……行けよ、雪ノ下」
以下略
93
:
◆GULJi96aoSzS
[sage saga]
2013/11/03(日) 23:14:45.26 ID:9rH66bN8o
「それと俺からももう一言最後に伝えておきたいことがある。これでお前もアメリカに行けるはずだ……」
雪ノ下の目に強い光が宿っていた。
以下略
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