過去ログ - 八幡「修学旅行から帰ってきたら……」
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88: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/11/03(日) 23:00:55.22 ID:9rH66bN8o


 バチンッ!

 頬に強烈な痛みが走った。
 脳震盪でも起こしてしまうのではないかと思ったくらい強い衝撃だった。


「比企谷くん、あなた最低ね。雪乃ちゃんの気持ちを何も考えないでよくそんなことがいけしゃあしゃあと
言えるわね……」

 陽乃さんは烈火のごとく怒っていた。
 顔を紅潮させ、俺に痛罵を浴びせた。
 

「キミは人の心の痛みをよくわかって、寄り添ってあげられる人間だと思っていたけれど、とんだ見込み
違いだったわ! もう二度と雪乃ちゃんの前に現れないで欲しいわ。行きましょう、雪乃ちゃん」

 雪ノ下の手を取ると引きずるように保安検査所へと向かって行った。


 雪ノ下は目を赤らませながら、チラチラとこちらを振り返っては引きずられるように遠ざかって行った。



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