過去ログ - ブギーポップ・クロス Part2 〜神様のクラクション〜
1- 20
39: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2013/12/03(火) 01:19:49.69 ID:5P51h/oho

〜〜〜

買い物を終えると、ちょうど昼メシを食うのに良い時間になっていた。
なっていた、というよりもなるまでダラダラと買い物を引き伸ばしていた、の方が正しいかもしれない。

「昼、どうする?
午後はマフラー買うんだろ?デパートで食うか?」

文具屋を出ると、太陽が顔を出していた。
うむ、ハルヒの笑顔に負けないくらいの明るさだ。

「……ちょっと、行きたいお店が……あるんだけど……」

「ん?ならそこにしようぜ、なんの店だ?」

「パスタ。前にたまたま通りかかって、なんか雰囲気いいなと思ったのよ」

なんとなく話し方がぎこちない気がしなくもないが、ハルヒの様子にいちいち構うのは古泉の仕事だ。

俺は気にしない。

電話がならない事だけは、願ってやるがな。

「おう、いいな。ピザもあるかな?
なんか久しぶりにピザでも食いたい気分だ」

そうハルヒに言うと、ハルヒはパッと顔をそらしてしまった。

「あ、あるんじゃない?
うん、きっとあるわよ!」

「おい、流石にそっぽ向かれると傷つくぞ」

ハルヒの頭を掴み、無理矢理こちら側へと向かせる。

「ちょ、馬鹿やめろ!この変態っ!」

あれ?普段ならむすっとした顔をこれで拝む事が出来るのだが……。

「あんた……他の女にもこういう事するわけ?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
70Res/54.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice