過去ログ - ブギーポップ・クロス Part2 〜神様のクラクション〜
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63: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2014/02/18(火) 03:59:41.56 ID:4ZEr5/6Jo

〜〜〜

ハルヒと買い物に出かけた翌日、俺は目を覚ますなりある事に気がついた。

「特殊スキルって、ハーレム物の主人公が持ってるものだよな。
じゃあ発動しなくて当たり前じゃないか……」

多分寝ぼけていたのだろう。

昨日はあのあと大変な目にあったしな。

そして、その大変な事とは違った大変な事が現在起こっている。

「おはよう、古泉。何故おまえがここにいるのかアホな俺にもわかるように説明してみろ」

「おはようございます。
起こすのも悪いので起きるまで待っていました」

茶なんぞを飲んでいる事から、勝手に上がり込んだわけではないようだ。

「あ、お母さまが出してくださいました」

心を読むな、ニヤケ仮面。

寝起きに見る顔がこいつという最悪な日曜日にため息をつきたくなるが、我慢してやろう。

「さて、昨日の件を話合いましょうか。
機関は統和機構と交渉をしても良い、との事ですが……涼宮さんは納得しないでしょうね」

「あぁ、そうだろうな。
でも話合いは後だ。とりあえず布団出してやるからお前少し寝ておけ。
その間に俺は長門でも呼んで昨日あのあとどうなったのかを聞いておく」

「はい?」

うちの親は騙せても俺は騙せねぇという事さ。
いや、俺だけではなく朝比奈さんですら騙せないだろう。

「……そうですね、すみません。
実は結構限界でした。お言葉に甘えさせてもらいますよ」

言うなり古泉は大きな大きなあくびをした。

雑用その一でも顔をみりゃ団員の寝不足くらいはすぐわかるのさ。



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