過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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488:(゚Д゚ili) ◆ijoH.SW14M
2013/12/02(月) 01:23:14.01 ID:WtzB6alBo

何か刀の代わりに峰打ちが出来そうなものはないか。
厨房へ飛び込むと擦留蔵は必死になって料理道具をかき回し始めた。
ここなら包丁があるはず、包丁にも峰はある、そう算段しての事だ。

だが擦留蔵が厨房へ飛び込んだ事で、残る二人の賊の矛先がイケメン侍へと向いた。

「[ピーーー]ッ!!」

大男へ跨るイケメン侍の背中へ、二人の賊がほぼ同時に斬り込んだ。
が、イケメン侍はそれを軽くいなしてみせると、三人から一歩距離を取り
腰に下げた大業物を抜き、睨みつけながら怒声を放った。


「丸腰の女性に刀を抜くなど、男の風上にもおけぬ!」

凄まじい気迫であった。
三人の男達の額に冷や汗が浮かび、ごくりと息を呑む音が響く。

「擦留蔵殿、下がられよ、ここは私が引き受けよう。」

振り返る事なく声をかけた先には>>489を手にした擦留蔵が立っていた。




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