12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/11(月) 00:42:29.73 ID:3fMmVyzW0
と、佐藤が私のスカートを掴んでいた。
「まっ……」
声は出ていなかったが、待ってと言いたいのだろう。
「いや、ちょっとだけだって」
「おねが……」
と言っても、いつまでもここにいるわけにもいかない。
生憎ここのトイレの個室は3つ。外が少し騒がしくなってきていた。
「……立てる?」
佐藤が首を振る。腰が抜けてしまったらしい。
私は頭の中で、佐藤をおぶってどこまで行けるか考えてみた。
考えなくても、行けるとこまでしか行けない。
トイレの扉を開いた。
待っている女性たちに好奇の目で見られながら、
「はい、ちょっとごめんなさいね」
私達はトイレを後にした。
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