2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/11(月) 01:00:15.45 ID:Bw6Z329mo
「え、ここで悩む?」
キャプテンが笑いながら言う。ここは普通に悩むところじゃなくねえ? そんなふうに。
追従の声も周囲からあがった。七番は慌てた調子で「いや、どっちともよく話すからさあ」とよく分からない言い訳をする。
「いや、だったらお前らはどっち?」
キャプテンは周りの奴らに訊く。
どいつもこいつも照れくさそうに口をそろえて「俺は木村」とか「木村だよな」とか「木村だわ」とか言ってる。
どうでもいいんだけど、すぐ横の席で女子が本を読んでいる振りをして聞き耳立てているのに気付かないんだろうか。
まあ俺には関係ないんだけど。俺は輪のなかにいなかったから。
木村と結城なら、まあ俺も迷わず木村だなあ、なんて考えながら窓の外を眺めた。
休み時間だっていうのに誰も声を掛けてこない。いつものことだ。
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