過去ログ - さやか「再曲!!バイオリン仮面」【続編】卒業の物語
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70: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2013/11/24(日) 12:48:46.99 ID:ZOr8Rp0N0
恭介「いつしか君との記憶が思い出に変わっていったとき・・・新聞の記事をみたんだ」

恭介「ショックだったよ・・・まさか君の家族が・・・一家心中するなんて・・・
それに・・・君も行方不明と報道されて・・・」


恭介「もっと杏子さんの話を聞いていればとすぐに後悔したよ」



恭介「照れくささなんか捨てて・・・杏子さんともっと交流してれば・・・
もしかしたら杏子さんを助けられたかもしれないって・・・それだけをずっと思っていた」


恭介「でも・・・こうして君は生きていてくれた・・・だからもう後悔したくない!」


杏子「・・・」



恭介「今度こそ僕が君の力になる!あんな悲しい思いは・・・もうぜったいしたくないから!!」



杏子「それ以上・・・近づくな」



恭介「杏子さん!?」



杏子「あたしは・・・あんたの知ってる佐倉杏子じゃない」

杏子「頼む・・・薄汚れたあたしを・・・これ以上見ないでくれ・・・
そのまま思い出のまま・・・今すぐ振り向いて帰ってくれ」




恭介「家族が亡くなったんだ!少しくらいいじけたりもするさ!!」

杏子「違う!そんな生易しいものじゃない!!」



杏子「あたしが殺したんだ!あたしが余計なことを祈ったから!あたしの願いが家族を殺したんだ!」



恭介「なんの話かわからないよ・・・杏子さん・・・」



杏子「わからなくていいんだよ・・・アンタには関係のない話さ」


恭介「でも・・・そういう言い方をするのなら・・・僕だって君の家族を殺したと言えるかもしれないよ」




杏子「!?」



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