過去ログ - さやか「再曲!!バイオリン仮面」【続編】卒業の物語
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71: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2013/11/24(日) 13:03:21.16 ID:ZOr8Rp0N0
恭介「あの事件の後君の家族に起きた出来事を調べ直したんだ」


恭介「そしたら・・・一時期信者の足が途絶えた時期があったってね」

杏子「それが・・・どうかしたかよ」



恭介「僕と君の演奏と歌・・・あのとき信者はただ驚愕していた。陶酔していた」

恭介「僕と君が一緒にいれば・・・君のお父さんの考えも伝わったんじゃないかって」



恭介「君のお父さんも無理をせずに済んだんだ・・・だから殺したのは僕さ」



杏子「それを今更言ってどうなる!?もうあたしには・・・あたしには・・・」




杏子「家族も・・・守りたいものも何も・・・何も無いのに・・・」


恭介「杏子さん・・・」




杏子「出て行け!頼むから出て行け!あたしは・・・あたしは・・・」



ぎゅっ


杏子「・・・きょ・・・きょうすけ・・・」



恭介「だったら・・・僕が今から杏子の家族だ」

杏子「!!」



恭介「あの時の後悔を・・・絶対忘れたくない・・・だから・・・もう離さない
僕が一生をかけて君を守る」



杏子「駄目だよ恭介・・・もうあんたには・・・傍にいてくれる奴がいるじゃねーか・・・
あたしなんかが・・・あたしなんかがアンタに抱きしめられたりキスしたりする資格なんてないんだ」


杏子「あんたの腕が治って・・・また演奏できるようになったのもそいつのおかげなんだ・・・だから・・」



恭介「今一番助けたいのはさやかじゃない・・・杏子さんだ」

恭介「さやかのおかげってのは理解してるよ・・・でも・・・僕は・・・」



杏子「さやかは・・・あんたの事が好きなはずなんだ・・・だから・・・」


恭介「それでも僕は・・・」






恭介「杏子を選ぶ!」



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