53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/27(水) 19:54:00.11 ID:PexfuKuAO
ヨロヨロと我が子の元へ進む。
「あっ…あっ…あっ…」
鼻からはどす黒い血がドクドクと流れており、口からは黄色い泡がぶくぶくと溢れていた。目玉はぐるんとひっくり返り、魚のようにピクピクと身体を痙攣させていた。
「…ご…ごめんね…」
私は、床に膝まつきこの子の胸に自分の顔を押し当てるようにすがりつく。華奢で折れそうな身体、小さい子供だから当たり前だ。
こんな身体に私はでかい尻を乗せて苦しめていたんだ。
苦しそうにしていたあの子の顔が思い浮かぶ、当然のことだ。私があの子のことですぐ思い浮かぶのはだいたいが苦痛に満ちた顔だ、あの子の笑顔をみたのはいつだったか…そういえばどんだけ苛めても私があの子の名前を呼んだらすぐ笑顔になってたっけ。
…最近、あの子の名前すら呼んでいない気がする……
「ごめんね…元気…」
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