過去ログ - 男「…へ?」 バイト女「だから」
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173: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/15(金) 23:56:33.91 ID:iM+WEWJlo
 男「ミクさんのおかげだ。もう壊れちまってるけど」 
  
 バイト女「こ、このフィギュア…あたしが死ぬのを覚悟したときに…あたしに“逃げて”って…“男がいるから”って…」 
  
 ミク「…」 
174: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/15(金) 23:57:12.37 ID:iM+WEWJlo
 男「…これから話すことは作り話だと思ってもらってもいい」 
  
 バイト女「…」 
  
 男「ある日、女さんは女友さんに誕生日のプレゼントだといって手作りの人形をあげた」 
175: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/15(金) 23:57:41.44 ID:iM+WEWJlo
 男「話を戻すぞ。女さんは女友さんの弱みを握って、それをネタに先輩が女さんのほうを見てくれるように画策しようとした」 
  
 男「ところがその後すぐに女さんはストーカーに付け狙われ、それどころじゃなくなった」 
  
 男「追い込まれた女さんは女友さんに助けを求め、女友さんは先輩を巻き込んだ」 
176: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/15(金) 23:58:35.84 ID:iM+WEWJlo
 男「そうだ。で、その人形は捨てられた恨みから、都市伝説で有名な“メリーさん”になって電話をかけながら近付いてきた」 
  
 男「ところがその電話番号はとっくに解約されてて、メリーさんはその番号の持ち主の俺の所に間違えてきてしまったんだ」 
  
 バイト女「そんな間抜けな…」 
177: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/15(金) 23:59:57.34 ID:iM+WEWJlo
 バイト女「はあ…なんでだろ」 
  
 男「なにが?」 
  
 バイト女「きっとあたしら、他の人には絶対信じてもらえない話してるのに…」 
178: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/16(土) 00:00:34.15 ID:7x1uXEZPo
 男「それ、俺が先に言いたかったのに」 
  
 バイト女「早い者勝ちだよ!ベーだ!!」 
  
 男「あ…」 
179: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/16(土) 00:01:05.01 ID:7x1uXEZPo
 【エピローグ】 
  
 〜数ヵ月後・男の実家〜 
  
 男「この箱は?」 
180: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/16(土) 00:01:52.70 ID:7x1uXEZPo
 〜○○大校門〜 
  
 バイト女「もうすぐここに通うんだね…」 
  
 男「そうだな」 
181: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/16(土) 00:02:37.15 ID:7x1uXEZPo
 〜男の実家・バイト女の部屋〜 
  
 バイト女「…これで大体片付いたかな?」 
  
 男「バイト女」 
182: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/16(土) 00:03:05.99 ID:7x1uXEZPo
 バイト女「…いいの?」 
  
 男「ああ。そのほうがいいと思うんだ」 
  
 バイト女「…ありがとう。机の上に飾っとくね」 
183: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/11/16(土) 00:03:40.86 ID:7x1uXEZPo
 男「…浮気するなよ?」 
  
   ---何かが違っていた 
  
 バイト女「男のほうこそ」 
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