107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 08:37:53.27 ID:f0aqrkApo
「いつも通り事務所に行くわよ」
「うん、解った」
一緒に家を出て、一緒に歩く
「言っておくけれど――」
「うん。解ってる」
彼女はそう言って笑い
私の横で小さく笑った
「私は千早ちゃんのモノ。だから、千早ちゃん以外とは深く関わらない」
「ええ、正解」
「でも、必要最低限の付き合いは良いよね? それとも、もう完全に突き放したほうがいい?」
許可をしなければ
今までの傾向からしてこの子は完全に突き放すだろう
けれど、それでは春香の夢である
トップアイドルになることが叶えられなくなってしまうかもしれない
「良いわ。必要最低限よ」
「うん、解った」
彼女はまた笑う
なのになぜか、満たされなくなっていた
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