過去ログ - 安部菜々「嘘つきうさぎと魔法使いさん」
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◆0vdZGajKfqPb
2013/11/22(金) 04:36:49.39 ID:lfoqvSwoo
以下略
48
:
◆0vdZGajKfqPb
2013/11/22(金) 04:42:15.04 ID:lfoqvSwoo
今日はここまでです。ちょっと精神もたないので続きは明日以降
レスありがとうございます、はい
>>42
キュート、+2してお酒飲める年齢、食通っぽい子という選択(+好み)です
以下略
49
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/11/22(金) 21:30:20.03 ID:KkHv+8EZo
将来話は菜々さんが一番似合うという風潮
正しいね
乙
50
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/11/23(土) 01:43:19.66 ID:IiOBJCRoo
菜々さん……
ハッピーであってほしいけど
51
:
◆0vdZGajKfqPb
2013/11/26(火) 20:49:28.77 ID:HrkO+9eco
彼が「そうか」とだけ呟いて。
そのまま、いつも通りに駅で別れて。
家に帰って寝て起きて、朝になったら日付が変わっていた、今日。
朝の町並みも電車の中も、事務所の空気も、以前とは何も変わらなかったけれど。
以下略
52
:
◆0vdZGajKfqPb
2013/11/26(火) 20:50:45.79 ID:HrkO+9eco
「引き止めないんですね、プロデューサーさん」
移動中の車内。
聞いたってどうしようもないことなのに、私はそんなことを聞いていた。
以下略
53
:
◆0vdZGajKfqPb
2013/11/26(火) 20:54:23.92 ID:HrkO+9eco
「……昔、アイドルが好きだと笑う女性がいた」
ハンドルを握ったまま、プロデューサーさんは独り言のように呟く。
「その笑顔を、綺麗だと思った。だから、彼女の夢を一緒に叶えたいと思った」
以下略
54
:
◆0vdZGajKfqPb
2013/11/26(火) 21:01:21.11 ID:HrkO+9eco
赤信号で車の動きが止まったから、私は彼と逆方向に意識を向ける。
……今目を合わせたら、泣いてしまいそうだった。
「今は、だろ。予感はあったんだ。最近の菜々は……少し、おかしかったからな」
以下略
55
:
◆0vdZGajKfqPb
2013/11/26(火) 21:05:06.13 ID:HrkO+9eco
「好きですよ、アイドルのお仕事は。それだけは、嘘じゃないです」
アイドル活動が嫌いになったのか、と聞かれたら。
私は間違いなく、そして迷うことなく「いいえ」と答えるだろう。
アイドルの仕事は、とっても楽しい。声優もやらせてもらったし、CDも何枚か出すことができた。
以下略
56
:
◆0vdZGajKfqPb
2013/11/26(火) 21:09:07.45 ID:HrkO+9eco
……体が言うことを聞いてくれなくなったのは、ここ数ヶ月の話だ。
「最近、自分で思ってるようなパフォーマンスができなくなったんです」
年齢や体型、特性を考えた上で決断した、ステージの上を跳び回る、歌って踊れるアイドルというスタイル。
以下略
57
:
◆0vdZGajKfqPb
2013/11/26(火) 21:11:26.03 ID:HrkO+9eco
辞める理由。それはいろいろなことが複雑に絡み合っていて……私にも、ハッキリとは言えない。
ちひろさんに打ち明けた不安感も、辞める理由の一つにはなっているだろう。
あんなこと彼には言えないし、ちひろさんも、女同士の秘密と言ってくれているけど。
「求めてくれる人がいる間は、アイドル続けたかったんですけどね」
以下略
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