過去ログ - モノクマ「コロシアイ修学旅行参加者にスタンドを与えてみる」
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230: ◆zQbiof498Q[saga]
2014/03/31(月) 01:15:22.08 ID:KOWAGpZv0
弐大「何をやっとるんじゃお前さんはあっ!!!」

今度は弐大が割り込んで来た。山田の腹を支えにして終里の腕を掴んで止めた

終里「お、おっさん!?邪魔すんなよ!!」

流石の終里も弐大にはすぐ危害を加えなかった

弐大「邪魔もするわい!何だ?お前さんがやっとるのはバトルじゃなかったのか!?こりゃあ完全に殺し合いじゃろうが!!」

弐大「しかもその一線を越えそうなお前さんを止めようとした西園寺まで手を掛けおって!仲間じゃなかったのか!?」

終里「敵だよ」

弐大「な、何!?」

終里は即答した

終里「たまたま同じ側に居るってだけだ。俺のバトルを邪魔するなら、どいつも敵だ!」

終里は狂った笑みを弐大に向けた。弐大の背筋が凍る

弐大「・・・ちょっと待て、終里、そいつは何じゃ!?」

終里「あん?」

弐大「こいつは・・・現実じゃ有り得んぞ!?」

終里の顔の前に、ピンクの蛍光色の☓マークのランプが点滅している。終里本人には見えていないようだ

それ以前に、終里の周りにこの☓マークの光源は無い

山田「あ〜あ、『出てしまいましたか』・・・終わりましたな、終里赤音殿だけに」

弐大「お、お前さんは知っとるんか!?」

山田「さすがは狂戦士【バーサーカー】と言った所か・・・こりゃあモノクマ殿の言った事は本当のようですな」

弐大「モノクマの話!?ど、どっちを聞きゃあ良いんじゃ!?」

弐大は混乱し始める

山田「・・・知ってますか?弐大猫丸殿。彼女がここに来る前に何をしたか」

山田「ある日外国人レスラーとの喧嘩になったそうですよ。それはもう今の終里赤音殿らしい血反吐を吐き、傷に傷を付ける、血で血を洗う壮絶な試合だったとか。もちろん終里赤音殿の勝ちでしたが・・・」



山田「終わった直後の彼女の周りには、あまりの恐ろしい『死合い』に怯えて彼女を止めようと割って入って殴り殺された6,7人の弟妹たちの死体も転がっていたそうです」



弐大「何・・・じゃと・・・!?兄弟を・・・殺した!?」

山田「それも先程の西園寺日寄子殿と同じ理由、『バトルの邪魔をしたから』、全員を自らの手で、です」

弐大の顔が青ざめる

弐大「嘘・・・じゃろ・・・?おい、嘘と言ってくれ!言えぇ!終里!!」

弐大の叫びに対し、終里は☓マークの乗った顔を上げる

終里「俺は嫌いな人種が2つある。1つは、バトルの邪魔をする奴・・・そしてもう1つは、弱っちい奴だ」

終里「弟妹たちは誰もが認める弱っちい奴だった。それは単純なバトルの強さだけじゃねえ・・・」

終里「俺がいちいち手を貸してやらきゃ、まともに生きていけねぇって意味でもだ」

弐大「じゃあ・・・本当・・・なのか・・・?」


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