過去ログ - 【夏目友人帳】夏目「怪異とは世界そのものなのだから」【化物語】
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43: ◆nmAvZeW.uA[saga]
2013/11/16(土) 22:14:39.92 ID:KwxV5mCP0
確かに、ニャンコ先生の言うとおりだ。

相手がどんな相手なのかがまるで分からない。

見ることも

聞くことも

感じることも出来ない相手。

近づかれる前に気づかなければならないのに気づくときは既に襲われた後。

そしてそれを止める術がない。

ちらり、と多軌を見やる。

やはり顔はいつもよりも青ざめてはいるがそれでも喚き散らすこともなく気丈にじっとしている。

強いな、と思う。

前の祟りの時も誰にも言えずに1人で頑張ろうとしていたほどの彼女だ。

そんな彼女の力になれず何が友人だ。

何か方法はないか、と頭を巡らしていると、おお! と先生が短い脚でポン、と叩いた。

ニャンコ先生「あの小僧に聞いてみればどうだ? 気に食わない小僧ではあるが知識としては下手な妖よりも優れているだろう。タキを襲った何かについてもアレなら知っているかもしれん」

夏目「小僧って、ああ、あの人か。確かにまだしばらくこの町にいるとは言っていたけど」

多軌「? 誰のこと夏目くん?」

夏目「ああそうか。多軌は知らなかったな」

首をかしげる多軌にその人物の名を口にする。

夏目「忍野メメさん。自称妖怪変化のオーソリティだよ」



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