過去ログ - 【夏目友人帳】夏目「怪異とは世界そのものなのだから」【化物語】
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9: ◆nmAvZeW.uA[saga]
2013/11/16(土) 15:34:40.82 ID:3v6VF7sd0
北本「ん? どうした夏目? また気分でも悪いのか?」

西村「え? 大丈夫か? どっかで休んでくか?」

動揺が態度に出てしまったのか北本達が心配そうに尋ねてくる。

夏目「いや、大丈夫だよ。ちょっと暑いなと思っただけだから」

西村「あー夏だもんな。夏休みも半分すぎたのに暑さはまだ続くもんなー。早くすずしくなんねーかな?」

北本「その前に明日は中間登校日だろ? ちゃんと宿題終わってんのか?」

西村「ぎゃー!! 嫌なこと思い出させんな!」

夏目「ははは」

西村「こら夏目! 笑ってんな!」

他愛ない会話。笑いあう友人達。特に変わり映えのないこんな日常がとても尊いものだと最近感じる。

その日常を守るためにも、オレが“そういうもの”を見れることは絶対に秘密だ。

その時

「夏目様。夏目様。『友人帳』の夏目様。どうか名をお返しください」

腕を引っ張るひんやりとした感触。

甲高い子供のような敬語。

夏目「……ああ、分かった。少し待ってくれ」ボソッ

夏目「悪い、西村、北本。どうも映画館に忘れ物したみたいだ。先に行っててくれ」

いつものように非日常へと誘う声が聞こえた。



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