過去ログ - 【夏目友人帳】夏目「怪異とは世界そのものなのだから」【化物語】
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10: ◆nmAvZeW.uA[saga]
2013/11/16(土) 15:40:46.25 ID:3v6VF7sd0
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待っていようか? と聞く二人にすぐ追いつくからと促すと人気のない林の中に入り声をかけてきた相手、目が一つしかない人影に向き合う。

鞄から取り出した一見古い帳面のようなソレを手に取ると目の前の“妖怪”をイメージしつつ念じる。

夏目(我を守りし者よ。その名を示せ)

ひとりでにパラララと開き始めた帳面はやがてある一ページでピン、と垂直に立つ形でとまる。

その紙を口に加え手を打ち合わせつつ息を吐く。

ふっ

シュルシュルと吐いた息とともに紙から『名』が飛び出し妖怪に向かって飛んでいく。

これが今のおれの日常の中でも最も非日常に関わる事柄だろう。



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