過去ログ - 葉隠「10割占い」霧切「後日談よ」
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948:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:01:39.98 ID:jdPmmt0K0
誰か1人が飛び抜けた才能がある、もしくは強烈なリーダーシップを持っているというわけではないが、全体のステータスを見ればバランスの取れた班がこの4つだ。
1班の相葉優人(男子一番)と小石川葉瑠(女子五番)、3班の雨宮悠希と川原龍輝または龍輝と佐伯華那、7班の阪本遼子(女子八番)と蓮井未久(女子十三番)、9班の原裕一郎(男子十三番)と横山圭(男子十九番)または圭と平野南海(女子十四番)のように、普段から仲の良い生徒を同じ班にして、そこを中心にまとまることができるように配慮もした。
結果として、方向性はそれぞれあれど、全ての班で中心になるように配した生徒たちが班をまとめてくれたと思う。
9班の室町古都美(女子十八番)による内乱は完全に予想外だったが、良いデータが取れたということでこれも良しとする。
1班は宍貝雄大(男子八番)が、3班は全員が、7班は顕昌が、9班は圭が既に退場しているので(尤も、顕昌の退場はアキヒロが彼を射殺したからなのでプログラムの進行とは無関係だが)、人数が欠けた班がどのように動いていくのかはこれからも注目しておかなければならない。
以下略



949:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:02:18.91 ID:jdPmmt0K0
「4班と5班の城ヶ崎グループの班分けは…結構酷いよね、ライド君。
 木戸と朝比奈…だっけ、アイツらが怒鳴ったのも感情としてはわからなくないよ」

「よう言うわ、アッキーってば朝比奈さんに銃向けてたくせに。
 4班の池ノ坊・真壁・上野原・高須班と5班の木戸・城ヶ崎・朝比奈・鳴神班。
以下略



950:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:02:57.09 ID:jdPmmt0K0
チーム編成(ネタバレ)



1班 男子一番・相葉優人 男子八番・宍貝雄大 女子三番・荻野千世 女子五番・小石川葉瑠
以下略



951:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:03:38.05 ID:jdPmmt0K0
 
戦闘実験第七十二番プログラムのルール


●対象クラス
以下略



952:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:04:25.51 ID:jdPmmt0K0
加害者 人数 被害者
1位 榊原賢吾(M7) 4人 川原龍輝(M5)
佐伯華那(F7)
池ノ坊奨(M4)
広瀬邑子(F15)
以下略



953:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:08:06.11 ID:jdPmmt0K0
右手に銃を。左手に剣を。射抜くように相手を睨み。突き刺すように相手を詰る。戦いは、止まらない。愛しいあなたの手は、決して離さない――気にすんな…俺の命なんて、クソみたいなモンだから。けれど、君を護ることができるなら、最高の代物だ。無理するなよ…早稀、おいで。この広い世界でお前に見つけてもらえたことが、人生最高の幸せだ。からかわないで…そんなこと…あるわけないじゃない…!!この気持ちはわたしだけのものであるべきだ、そうでないと、わたしは生きていけない。あれ、知らない?好きな人と一緒にいれば、無敵になれるんだよ?貴方がいれば、怖いものなんて何一つない。導く貴方の手が失われた時、何かが壊れる音がした――
とっくに知ってたよ…僕は、リーダー失格だ。仲間の命を護ることになるのなら、僕の死なんて安いものだ――そう、思えるようになったんだ。馬鹿だなぁ…みんなを護る方法なんて、最初から一つしかなかったのに…もうみんなを傷付けさせないからね…あたしが、みんな、片付けるから。庶民との戯れもここまでです…もう、二度と会うこともないでしょう。大好きなあの子のためならば、私は手段を選ばない。貴方がその手で護り抜いた誇りは、失われることはない――大丈夫。何があっても、俺が絶対護ってみせる。俺の意志も、アイツの遺志も、絶対に貫いてみせる――誰にも邪魔させない。麗の誇りを傷付けるヤツは、あたしが絶対赦さない。戦いを望まなかった貴方の遺志に背いてごめんなさい。これが麗さまの望むこと…そう言ってるよ、もみじの中の麗さまが。いっぱい頑張ったら、夢の中で麗さまが褒めてくれる…そう思っていないと、立っていられない。

 

以下略



954:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:08:40.04 ID:jdPmmt0K0
プログラム本部である小中学校から見て真東に位置するE=05エリア、茂みの下からひょっこり顔を覗かせた暗がりの中で光る2つの瞳に、広瀬邑子(女子十五番)はたたっと駆け寄ってしゃがみ、小さな手を差し伸べた。
警戒しているのだろうか、猫は近寄らずに耳をピクピクと動かしていた。

「…誰かの飼い猫だったのかもね、首輪が付いてる」

以下略



955:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:09:08.79 ID:jdPmmt0K0
「おう、チワワの“いぬ丸”と、最近拾って飼い始めた“ワン太”!
 すっげー可愛いの!」

「ほんっと卓也さんってネーミングセンスない」

以下略



956:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:09:42.10 ID:jdPmmt0K0
不意に、右側から葉の擦れる音がし、邑子は足を止めた。

「邑ちゃん…?」

英隆の声色からは、気を付けろという思いが伝わってきたのだが、邑子はさして気にも留めず、茂みの方へ足を向けた。
以下略



957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/29(金) 09:10:13.92 ID:jdPmmt0K0
 動いたら…撃つから、季莉のこと」

永佳は鋭い視線を雪美に向けたまま、コルト・ガバメントの銃口を、永佳が馬乗り状態になっているために動けずにいる湯浅季莉(女子二十番)の額へ向けた。
銃弾を放ったばかりの熱せられた銃口が額に当たり、季莉は「ひッ!」と短く声を上げ、永佳を睨んだ。

以下略



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