過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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11: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2013/11/20(水) 22:20:52.30 ID:MfssUD2xo

 イルミナPのそんな返答に唯はすこし不満そうな表情をするが、そのままイルミナPに背を向ける。

「そういうことなら……別にいいんだけどさぁー。あ、あの店偶然席空いてるみたいだから入ろー☆」

 そんな風にある店の入り口の方に向かっていってしまう唯を見ながらイルミナPは頭を軽くかく。
 そして軽くため息を吐いて唯の後を着いていった。

「お帰りなさいませにゃ。ご主人サマ!」

 店内に入ると、そこには猫耳のメイドさんが待ち構えていた。

「話には聞いたことはあったけど、こういったお店に入るのはゆい初めて☆」

「なるほど……メイド喫茶ですか。……いいですね」

「ではこちらにどうぞだにゃあ!」

 二人はそのまま猫耳のメイドに連れられて窓際にある席へと案内された。
 メイドは頭に生えた耳を揺らしながら二人にメニューを渡す。

「注文が決まったら呼んでほしいにゃ」

 そのまま猫耳メイドはせわしなく別のテーブルへと向かっていった。

「ずっと動きっぱなしだったのでようやく一息つけたという感じですね」

「まぁ店内は結構慌ただしそうだけどねー」

 席が空いていたのは本当に偶然の様で、二人が入ってから店の入り口には徐々に列ができ始めていた。

「お嬢様ご主人様方一列に並んでくださーい」

 その列を一人のメイドが整列させる声が聞こえる。
 メイドが大量の主人に指示を出している姿だと思うとあまりにシュールである。

「慌てなくてもいいですが、メニューくらいはすぐに選びましょう。唯は何を注文しますか?」



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