過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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559: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:06:15.52 ID:Vz/sJEz70
「…?」

(誰かに呼ばれたような気が…)

声は聞こえなかったけれど、その姿を見かけることはなかったけれど、加蓮は振り返っていた。
以下略



560: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:07:23.41 ID:Vz/sJEz70
そして別の場所。木々が生い茂る人目につかない場所に黒兎はいた。

「…サて、アンチメガネカースの皆の衆。いっぱい増えてアタシは嬉しいよ!」

『ウォォ!!マザー!マイマザー!』
以下略



561: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:08:39.10 ID:Vz/sJEz70
「よーし、デハ、安全なところまでアタシが先導してやろう!」

黒兎が翼を生やした獣の姿になって、動き出すと、それは木々に隠れるように体をぺったんこにさせて、まるで水が地を這うように動き出した。

誰にも見つかることなく、それは暗くなってきた森の中を這う。
以下略



562: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:09:44.08 ID:Vz/sJEz70
結局、何もできずにナニカは教会へ戻っていた。

帰り道が少し荒れている事に警戒心を抱くが、周囲に気配がない事を確認すると、安心したように歩き出す。

帰り道、白兎も黒兎も戻ってきた所を遭遇したため、二人をぬいぐるみの姿にして抱きかかええる。
以下略



563: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:10:45.76 ID:Vz/sJEz70
「お祭り…明日も行っていい?明日はね、今日と違うんだって!」

無邪気に、彼女はお願いをする。

「あのね、リサお姉ちゃん、歌うの明日からなんだって…だから」
以下略



564: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:11:50.19 ID:Vz/sJEz70
「…いいのか?」

「大丈夫ですよ、私の問題がない範囲で出しましたので…大金ではないですし」

「いや、クラリス…お前はいいのか?」
以下略



565: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:13:29.79 ID:Vz/sJEz70
ナニカは自室に戻る。与えられたのはポシェットだけじゃない。数着だが普通の子供が着るような服もある。

「…また貰っちゃった」

ポシェットを机の上に置く。眺める表情は少しだけ不機嫌そうで、少しだけ嬉しそう。嬉しいのを不機嫌で誤魔化すようだった。
以下略



566: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:14:40.33 ID:Vz/sJEz70
「…瑞樹ちゃーん、入っていい?」

ナニカの部屋はキヨミと瑞樹の部屋の間だ。そういえば見かけてないなと彼女の部屋の扉をノックする。

「…いいわよ、入ってらっしゃい」
以下略



567: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:15:35.13 ID:Vz/sJEz70
ナニカ就寝後、白兎は動き出す。

「あの二人組は櫻井財閥の裏組織、エージェントの一員。目的は神の洪水計画に関わる女からの事情聴取」

独り言を呟いて、頭の中の情報を整理する。
以下略



568: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:17:34.83 ID:Vz/sJEz70
「本当に不死だったと仮定して、殺してやろう。『正義』に嘘を吐いた罰を受けてもらわないとな、不死を殺すための攻撃で!」

精神が崩壊する程の『死の拷問』。不死であろうとも精神が死んでしまえばただの道具。

そう、奈緒の精神が壊滅したように…何度も殺してやると、決める。
以下略



569: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/12/29(日) 01:21:57.78 ID:Vz/sJEz70
以上です
ナニカと波乱万丈な学園祭(一日目)はこれで終わり、二日目待機です
加蓮、クラリス、神父、ロリ島さん、名前だけ梨沙、キヨミ、櫻井財閥と聖來さんとエージェントをお借りしました

・ナニカの思考がぐらぐらしてます
以下略



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