過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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633: ◆tsGpSwX8mo[sage]
2014/01/04(土) 13:21:04.37 ID:gW20STDao
でも、楽しい時間はすぐにすぎ、終わりがやって来ました。

悪魔の世界の王さまが怒って、悪魔から怠惰の悪魔の証を奪ってしまったのです。

その上、悪魔の体と魔法を奪われてしまいました。
以下略



634: ◆tsGpSwX8mo[sage]
2014/01/04(土) 13:21:53.85 ID:gW20STDao
そして、時はたち現代。

平和で静かなお正月の空を、一人の女性が佇んでいた。

その女性はまるでごみでも見るような目で地上を見下ろす。
以下略



635: ◆tsGpSwX8mo[sage]
2014/01/04(土) 13:22:43.10 ID:gW20STDao
「あなたたちに自堕落に過ごす権利なんて、あるわけないじゃない。自堕落に過ごせるのはこの世界でただ一人、この私だけよ」

そして両手を広げた。女性を中心に五つの緑色の玉、怠惰のカースの核が浮かぶ。

「躾は必要よね。色々と、ね」
以下略



636: ◆tsGpSwX8mo[sage]
2014/01/04(土) 13:23:45.93 ID:gW20STDao
カースは暴れる。怠惰の特性には不釣り合いなほど、暴れまわる。

耳に悲鳴が届くたびに、女性の頬の赤みはましていく。

「ふふふふ、そうよ、もっと鳴きなさい豚どもよ。そしてあなた達の存在意義を再確認しなさい」
以下略



637: ◆tsGpSwX8mo[sage]
2014/01/04(土) 13:24:34.16 ID:gW20STDao
地上は大惨事となっていた。

荒れ果てた街並みはとても数時間前まで平和であったとは思えない。

瓦礫の下敷きになりもがく女性がいた。
以下略



638: ◆tsGpSwX8mo[sage]
2014/01/04(土) 13:25:30.49 ID:gW20STDao
「………!」

虫けらのように死にかけている人々にそう囁けば、大体の人は首をたてにふるのだ。

「そう。なら私のために歌を歌いなさい。私を称える歌を、私だけのために」
以下略



639: ◆tsGpSwX8mo[sage]
2014/01/04(土) 13:26:15.39 ID:gW20STDao
その合唱に包まれながら、「バアル・ペオル」は満足そうに笑みを浮かべた。

「ふふ、退屈しのぎにはなったわ。また遊びましょう」

バアル・ペオルは僕となったものたちの前から去った。
以下略



640: ◆6osdZ663So[sage saga]
2014/01/04(土) 13:28:33.15 ID:ysfTtVl3o
乙ー、ライラさんアイドルヒーロー加入ですかー
仮面ライラーはないww


ではでは投下しまーす
以下略



641: ◆tsGpSwX8mo[sage]
2014/01/04(土) 13:29:17.82 ID:MWXfk9Tvo
財前時子/バアル・ペオル
初代怠惰の悪魔にして元神様。自分の持つ力は他の神様とサタンにほとんど奪われているが、地上に潜む怠惰のカースの核を食らうことで少しずつ魔翌力を取り戻している。現在は怠惰のカースの制作ぐらいはできる。非常に身勝手な性格で、人の涙や悲鳴が大好物。自分を満たすために他人を不幸にすることに躊躇しない。彼女は今もどこかで怠惰のカースをばらまき人々を恐怖に貶めている。

崇拝者
バアル・ペオルによってカースドヒューマンにされた人間のこと。役割は「バアル・ペオルを称える歌を歌うこと」それ以外はなにもしない。生きるための行動すらしなくなるため、彼らの寿命は短い。


642: ◆tsGpSwX8mo[sage]
2014/01/04(土) 13:29:50.53 ID:MWXfk9Tvo
ここまでです。


643: ◆6osdZ663So[sage saga]
2014/01/04(土) 13:34:48.51 ID:ysfTtVl3o
乙ですー、
投下中に割り込んじゃって本当申し訳ない
書き込み前に更新はちゃんとするべきでしたね、本当スンマセン
時子さん称えてきます

以下略



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