過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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658: ◆6osdZ663So[sage saga]
2014/01/04(土) 13:48:01.54 ID:ysfTtVl3o

美穂「テレビで見る菜々ちゃんはどんな時でも明るく元気に振舞ってて」

美穂「その様子が、本当に心の底からアイドルをやる事もヒーローである事も楽しんでるみたいでした」

テレビの中の憧れのヒーローの姿は可愛くて、強くて、

そして何よりも、楽しそうだった。

シロクマP「……そうかい、楽しそうだから憧れた?」

美穂「はい…でも」

美穂「絶対に楽しい事ばかりなんて事はないはずですよね」

シロクマP「うん、そうだね」

美穂「テレビで見てるだけだと……すぐにはわからなかった事なんですけれど」

美穂「アイドルヒーローについてちょっと考えれば、誰でも気づけると思うんです」

美穂「その明るさの影には、色んな悲しみや痛みを背負ってることに……」

シロクマP「だね。アイドルヒーローだって、心があって感情がある人間だもの」

シロクマP「わたしや美穂ちゃんと同じでさ、彼女達にも彼女達の苦悩があるよ」


ヒーローは、どんな苦難を前にしても民衆に笑顔を見せる。

まるで「こんな事は何でもないことだから、安心して欲しい」と言うかのように。

人々はその顔に安心する。ヒーローの勇姿に「ああ、きっと大丈夫」だと、希望を受け取る。

けれど、きっとみんなわかっている。何でもないことな訳がないはずだと。

本当は、ヒーローたちだって苦しい時は苦しいはずなのだ。


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