過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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◆6osdZ663So
[sage saga]
2014/01/04(土) 13:50:14.55 ID:ysfTtVl3o
美穂「あ、あああの!すすすすみませんっ?!」
あたふたしながらも、美穂は頭を下げる。
シロクマP「ん?美穂ちゃんが謝ることじゃないよ?セイラちゃんの話を振ったのはわたしだし」
シロクマP「彼女がアイドルヒーローをやめた事だってわたしの…プロデューサーの責任なんだから」
美穂「うっ…そ、その…すみません…」
シロクマP「……」
俯きながら、視線だけあげて美穂はシロクマPの顔を伺う。
美穂(怒っては…いないのかな?)
水木聖來がアイドルヒーローをやめてしまった理由を美穂は知らないが。
だが、やめてしまったのならシロクマPとの間には、何か悶着があったはずだろう。
憧れのセイラさんの話をする前に、その事をちゃんと考えておけば…と反省する。
シロクマPは窓の外を眺めながら、遠くを見つめているようだ。
昔の事を思い返すように。
シロクマP「ねえ、美穂ちゃん」
美穂「ひゃ、ひゃいっ!?」
なおも窓も外の方を向きながら、不意にシロクマPは美穂に呼びかけた。
慌てて顔を上げて返事を返す。
シロクマP「美穂ちゃんには大切な物ってどれだけあるかな?」
美穂「…大切な…物ですか?」
シロクマP「うん、なんでもいいよ?」
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