過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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829: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:30:19.18 ID:BxJyJNgzo
「おお!話を聞いてくれる気になったか!」

「えぇ。でもつまらない話だったら殺すわよ」

「うん、そういう直球なところもいいな!やはり俺の目に狂いはなかった」
以下略



830: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:31:05.65 ID:BxJyJNgzo
「おいおい、替えはいくらでもあるけど破くのはやめてくれよ。勿体ないじゃないか」

「アイドルヒーロー同盟ですって?」

パップの言葉は無視していい放つ。その声には若干怒気が含まれていた。
以下略



831: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:32:08.38 ID:BxJyJNgzo
「………冗談じゃないわ」

「どうして?」

完全にキレたバアル・ペオルはパップに叩きつけるように言葉を放った。
以下略



832: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:32:57.24 ID:BxJyJNgzo
「……戦う?貴方と?」

足を止めパップに顔を向ける。

「あぁ。俺も実は、あんたの好きな混沌をこの身に宿している」
以下略



833: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:34:00.88 ID:BxJyJNgzo
「そうこなくてはね!その意気込みに免じて私に触れることが出来たら勝ちにしてあげる」

「そりゃどうも」

そして、パップは自信の混沌を解放させた。腕が虎のような縞模様に、両手が鉄の爪に変異する。
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834: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:34:48.73 ID:BxJyJNgzo
その瞬間、バアル・ペオルに飛びかかり、一気に肉薄し、体に触れる。筈だった。

「あらぁ……。変身して思考まで獣みたいになっちゃったのかしらねぇ……」

だがしかしパップの伸ばした腕はバアル・ペオルに届かなかった。
以下略



835: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:35:48.50 ID:BxJyJNgzo
と、パップを見下ろし近づく。

そしてパップのすぐ近くで腰を下ろし顎を持ち上げ目をあわさせる。

「ねぇあなた。『家畜以下の私の重さを元に戻してください』ってお願いしてごらんなさいよ。そしたら、戻してあげなくもないわ」
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836: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:36:32.49 ID:BxJyJNgzo
「へぇ。それが、あんたの、能力、ってわけか……。流石にきついな……」

最初は驚いていたバアル・ペオル。だがしかし、それはすぐに喜びの笑顔になった。

「いいわ、いいわよあなた!最高よ!もっと、もっと私を楽しませなさい!」
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837: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:37:11.15 ID:BxJyJNgzo
「ほら、次よ!」

次は指先から延びる水の鞭だった。

動けないパップを鞭で無茶苦茶に叩く。その度にパップの体には水に叩きつけられたような衝撃が走った。皮膚はさけ、骨は砕ける。
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838: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:37:57.02 ID:BxJyJNgzo
「いない……逃げたのかしら。いや、違うわね」

よくよく見ると地面には何かを転がしたようなあとがあった。

「動けないから転がって逃げたのね……逃がさないわよ」
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839: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2014/01/27(月) 23:38:47.48 ID:BxJyJNgzo
「はぁ、はぁ……」

斜面を転がるパップ。はたからみれば滑稽に見えるかもしれないが、やつの攻撃から逃げるにはこれしか思い付かなかったのだ。

そして、それは正しかった。
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