過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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◆6osdZ663So
[sage saga]
2014/01/30(木) 10:05:17.69 ID:yC0MHpVFo
美穂「怯えちゃってるのかな?」
肇「人が怖いのかもしれませんね」
美穂「うーん……何か誤解を解くいい手はないかな……」
言いながら、私はごそごそとポケットを探ります。
美穂「あ、これなら」
肇「それは?」
美穂「お菓子。私に『番人』の役割が回ってきたときはこれを配ろうかなって思ってたんだ」
スタンプを配る役は、そうとわかる格好で歩き回らないといけません。
私は魔法使いのコスプレで頑張るつもりでした。
もう過ぎちゃったけど、ハロウィンも近いのでお菓子も一緒に配れば喜んでもらえるかなって。
ちなみに文化祭の季節は秋です。誰がなんと言おうと今は秋です。
私はクッキーを袋から取り出すと半分に砕いて左の手のひらの上に乗せます。
そしてベンチの横にしゃがみ込み、
美穂「おいでー」
こぐまさんに喋りかけます。
クレープを美味しそうに食べていたので、たぶんクッキーも好きだと思います。
こぐま「マ?」
私の予想通り、こぐまさんはこちらに興味を示してくれたみたいです。
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