過去ログ - 【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】2
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◆t1HVecfVyk
[saga]
2013/12/26(木) 01:06:25.05 ID:QXbxxvHC0
矢田「それは違うぞ!」
矢田「いいかね、花村君! 君が思っているそれはただの妄想だ!」
矢田「人生というのは、誰に決められるものでもないのだよ!」
矢田「自分自身で創りだすからこその、人生ではないか!」
私の言葉に、うっと声を詰まらせる花村君。
君は何も心配することはないのだ。
……君は、誰にも縛られること無く、故郷の母親を助けてやるがいい。
矢田「君しか、出来ないことをするのも超高校級の料理人として正しい行いではないかね」
花村「そう、なのかな……」
矢田「では、問おうか。……君が食堂で出す料理で一番人気のメニューは何だと思うかね?」
私の質問に、考え込んだ花村君はやがてひとつの答えに辿り着いた。
花村「それは勿論……ステーキとか、じゃないかな」
石丸「それは違うぞ、花村先輩! 一番人気なのはカレーライスだ、この僕が断言しよう!」
矢田「石丸君の言う通りだ! いいかね、花村君」
矢田「高級料理よりも何よりも、一番美味しい庶民の料理を作れる人間こそが、超高校級の料理人なのだよ」
矢田「君は、超高校級のフランス料理人でも、イタリア料理人でも、中華料理人でも」
矢田「パティシエでもグラシエでもクレーピエでもショコラティエでもないのだ!」
矢田「君は、どんな料理でも美味しく作れるからこそ超高校級の料理人なのだろう?」
私の言いたいことがわかったのか、花村君の瞳に光が戻る。
矢田「君にしか出来ない、最高の定食屋を創るのが君の仕事ではないかね?」
矢田「場所など関係あるまい。私は、毎日でも君の食堂に足を運ばせてもらおう!」
矢田「これは……そうだな……」
石丸「男と男の約束、ではどうかね?」
花村「はは、そうだね……男同士の約束だよ」
花村「ぼくは、実家の定食屋を……継ぐんだ!」
そう、それでいい。
いつまでも、お母さんを笑顔にしてやってくれ。
……故郷に戻れないほど、辛いことはないのだからね。
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