過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」2(ネギま!×とある禁書)
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577:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2014/09/08(月) 14:24:24.72 ID:QBf3KIK40
>>576

「それはもう、絶景や。
お天気もいいし、お結び美味しいやろなー」
「それはそれは、たまりませんね。
しかし、華奢なひい様が意外と言いますか」
「図書館探検部甘もう見たらあかんえ」
「失礼いたしました」


「しかし、信じられへんなぁ」

木乃香が、周囲をぐるりと見回して言う。

「昔は、死なない山、言うたんやろ。
今は静かなモンや」
「まぁー、今そいつに爆発してもらっても困るけどな」
「それだけ、昔は煙がもくもく上ごうてた言う事や。
死なない薬を焼いたから、永遠に燃え続けて煙が上がり続ける。
現実に、今でも燃えてない訳やない」

「ああ、ちょっとばかし眠ってるだけだ。
目ぇ覚ましたら東京なんざ簡単にイカレちまう。
火よりも灰に弱いって点じゃあ江戸時代とは比較にならないからな」
「そちらさんの街では、それすらねじ伏せて綺麗に維持できるんやろな。
死なない薬、欲しい人は欲しかったんやろなぁ。
いい天気、煙やのうてもお空まで届きそうや」

「それは何より」
「こちらはパワフルが売りですよって。
しかも、リーダーがモテてモテて仕方がない言う男はんですからなぁ」
「やっぱり、あいつの兄貴分として一発殴らせていただけませんでしょうかひい様」

「うん、その後は挽肉の消し炭ですけどなぁ。
そやさかい、時が来たなら、
五つのお宝携え空の果てまで、何時でも口説きに行きますさかい、
お餅でもついて待っててくれたら嬉しいなぁ」

「承りました、ひい様」
「まあ、当分の所は土の上でのお仕事ですけど。
地道にやらせてもらいます」
「お互いにな。それではひい様、ご機嫌よう」
「ご機嫌さん」


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