過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」2(ネギま!×とある禁書)
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9:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/11/22(金) 14:17:26.05 ID:YYv/RIQy0
>>8

 ×     ×

「ひゃあっ!」
「亜子っ!」

貯水槽を抜け、階段を上り、その先の廊下でバランスを崩した亜子をまき絵が支える。

「又あっ?やっぱりなんかおかしいよっ!」
「地震、って、ここ宇宙エレベーターだぞ」

先ほどから何度か続いた震動に裕奈が叫び、千雨が呻く。
千雨は、ノーパソ化した「力の王笏」を壁のパネルとケーブル接続していた。

「とにかく、今は進むしかない。
この倉庫を抜けたらサブコントロールはもうすぐだ、
そこでなら状況も掴めるかも知れない」

ロックが解除され、扉が開く。
その先は、山積みされた段ボールが迷路と化した倉庫だった。
千雨達は、その中を方角の見当を付けて通り抜けようとする。

「伏せるでござるっ!!」

長瀬楓の叫びと共に、一同が床にスライディングする。
緑色の光がババババッと段ボールをぶち抜き、
楓が振り返り様に巨大手裏剣を放つ。

「んー、なーんかセキュリティ抑えてみたらイレギュラーが侵入してたってね。
やっぱ監視カメラ映像使った遠距離攻撃、
なんて手抜きはいけないにゃーん」

崩壊した段ボール壁の向こうから姿を現したのは、
PDAをしまいながらにっこり笑みを浮かべる麦野沈利だった。


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